イタリアの洋上風力発電
- 目標価格
- € 1,350,000,000
- 売上高
- € 0
- EBITDA
- € 0
- ステータス
- 売り出し中
- 公開日
- 2025/02/14
- 更新日
- 2025/02/14
- エリア
- イタリア
- 業種
- 洋上風力
- タグ
- イタリア ヨーロッパ 風力発電 洋上風力発電
イタリアの地中海沖に洋上風力発電所を開発する特別目的会社(SPC)
イタリアの地中海沖に洋上風力発電所を開発するために設立された特別目的会社です。
プロジェクトの主たる目的は、持続可能な成長と環境保全の両立を目指しながら、海洋空間の多様な利用(工業漁業、小規模・スポーツフィッシング、養殖、航行、観光、生物多様性保全、環境モニタリング、化石燃料採取)との相乗効果を考慮した開発を進めることにあります。
※目標価格/売上高/EBITDAの表記で現状非公開もしくは未決定の場合、「0」と記載させていただいております。
■プロジェクト概要
- 立地条件: イタリア領海内の海域に位置し、海底の深さは100〜200mの範囲
対象エリアは、南西シチリア沿岸から延びる大規模な大陸棚の石灰質堆積物エリアで、部分的には円錐火山などが確認される地域
■海洋空間計画
- EUコミュニティ指令89/2014/EUに基づく持続可能な海洋経済・資源利用の促進を踏まえ、各種海上活動間の潜在的な対立を低減するための計画を策定
- プロジェクトは、パリ協定(2015年)、2019年マドリード世界気候会議、2008年11月13日のEUコミュニケーション、及び2017年の国家エネルギー戦略・2019年の国家統合エネルギープランに沿った内容で進められる
■レイアウト設計
- 基本設計では「風景・環境」、「海洋空間利用の合理化および他用途との相互作用」、「生産最適化を目指す技術的・風況条件」の3点を考慮
- 36基の風力タービンを6つのストリングに分割(各ストリング6基、使用機種:V236 Vestas 15MW)
- タービン間の間隔は約2,200m(約9回転径相当)と設定
■送電・変電システム
- 各サブフィールドストリングは66kV海上送電ケーブルでOSS(半潜水式プラットフォーム)に接続し、そこから150kV海上送電ケーブルで陸上接続ポイントへ電力を送る
- 66kVの高電圧ケーブルダクトを通じて風力タービンで発電された電力は、150/66 kVの浮遊変電所にて66kVから150kVに昇圧され、その後、海上および陸上ケーブルを介して国家電力送電網(RTN)に接続される
■総定格出力
- 約540MWの定格出力を持ち、シチリアの電力システムへ供給
- 初期仮説では、SE Partannaで運用される389kVの国網または、将来計画されるSE 220/150kV Partinicoの380kVセクションに接続